花粉症は、人間だけじゃない。
犬にも、花粉症があります。
花粉症というと、ヒノキやスギ花粉をイメージすると思います。
でも!
実はアレルギーやアトピー体質の犬さんで、
単なるスギ・ヒノキといった花粉症だけでなく、草木アレルギーに悩む犬さんもいます。
我が家のどんも実際に草木アレルギーで悩んでいる経験から
おすすめの対策法を紹介します。
花粉症だけじゃない。犬の草木アレルギー【おすすめの対策方法】
スギやヒノキの花粉症なら、ピークの時期が決まっています。
でも非常に厄介なことに
草木アレルギーの場合、反応するアレルゲンの植物やピーク時期が判別しにくいです。
ただ、たいていアレルギーやアトピーに悩む犬さんたちの場合
どの植物であっても、そもそも草木アレルギーの症状が出やすいといいます。
- 特定の草木だけという可能性もあるが
- 体調などにより、草木の種類を問わず発症しやすい
ということ。
もともと敏感肌なのだから、草木のアレルギー反応が出やすい体質ってわけですね。
【犬の草木アレルギー】具体的な症状
草木アレルギーとはどんな症状なのか。
実際に起きてしまったアレルギー反応はこんな感じです。
- やたら、かゆがる
- 毛が抜ける
- 出血してただれる
我が家のどんが、一番症状が出た場所は、あごでした。
あごや目のまわり、おしりにアレルギー症状が出やすいようです。
本人はとてもかゆいし、痛がる。
薬を塗らないといけないのに、辛くて近寄らない。
みているこちらがとてもつらい状況でした。
できれば二度と同じ具合に、アレルギーがひどくならないよう
毎日注意して生活しています。
【草木アレルギー】超困る犬の散歩
草木アレルギーの犬さんの場合、もっとも困ること。
それは、お散歩です。
犬は猫と違ってお散歩に行かなければなりません。
お散歩コースには、草木が青々と茂っていることでしょう。
たとえ、大都会に住んでいたとしても
道路沿いには植木がびっしりとキレイに並んでいるはずです。
山に行くな。というレベルなら注意できますが
お散歩中の道路にある草までもが駄目となると、けっこう過酷な戦いとなります。
【犬の草木アレルギー対策】極力草木と接触しない
なぜ草木からアレルギー症状が出るのか、というと
植物からは花粉など、いろいろな成分が空気中に飛んでいるんだそうです。
その結果、草木に触れたり、花粉が付着したままだと、皮膚トラブルが起きます。
アレルギー症状が出た時に、もっとも改善できる方法は、草木植物との接触をやめることです。
飼い主・犬さんともに、草木カットは大変なストレスとなります。
が、でも塗り薬とともに
実際に草木を98%カットしてお散歩してみた結果
アレルギー症状がかなり回復したので
やはりお散歩で触れる草木の影響は大きかったようです。
ただ、本当に草木をすべて排除するのは難しいことでした。
そして草木に「きをつける」レベルでは、残念ながらアレルギーを抑えられません。
でも、少しでもアレルギー症状を改善するためにはとても効果的な方法ではあったと思います。
(ストレスは莫大ですが)
【犬の草木アレルギー対策】散歩後は全身をタオルで拭く
草木アレルギーの対策は
- まずは、草木に触れないこと
- つぎに、付着した花粉を取る
ことが大切です。
できるだけ植物に近づかないことが一番ですが、そうも言っていられません。
となると、つぎは付いてしまった花粉を清潔に拭き取ることが重要です。
お散歩から帰宅したあとに、清潔なタオル等で
顔から全身にかけてを拭いてあげましょう。
そうすることで室内に花粉を持ち込みを減らせます。
【草木アレルギー対策】犬用の洋服を着るのがおすすめ
植物に近づかない、そして花粉を落とすことに気をつけます。
でも、そもそも花粉は付くものと考えて
我が家のどんは、なるべく外出時は洋服を着せています。
犬は基本はだかなので、花粉が直接肌に付いてしまいます。
そこで、洋服を着せていれば、着ていないよりは花粉を防げるのでは、と思い
洋服を着せています。
たしかに人間とは体型が違うので、ほぼ全身を覆うような洋服は着れません。
でも、肌の弱いおなかの部分や、草木の茂みに接しやすい背中は守ることができます。
気の持ちようかもしれませんが、すこしでもアレルギーを抑えるべく洋服着用という手段を選びました。
【犬の草木アレルギー】特に花粉症の時期は体を清潔に
アレルギー体質の犬さんの場合、基本的に敏感肌なので
シャンプーは比較的短いスパンで行うとよいでしょう。
わたしたちは、週に1度シャンプーをしています。
本人のアレルギー症状をみつつ、特に花粉が多い時期は、頻繁にシャンプーすると
悪化を防げます。
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ぜひ皮膚トラブルに悩む方に使ってみてほしいです。